IFRS S1およびS2は、2024年1月から適用可能(effective)とされていますが、導入時期は各国・地域の規制当局の判断にゆだねられています。
例えば、
・英国・カナダ・ナイジェリア・シンガポールなどでは、ISSB基準の導入を公式に表明しています。
・日本では、2025年3月5日にSSBJ(サステナビリティ基準委員会)がISSB基準に準拠した「SSBJ基準(第1号・第2号)」を公表しました。
つまり、グローバルでは導入が進む一方で、企業の所在地や上場市場によって準拠義務の有無が異なるため、自社がどの規制に該当するかを早期に把握する必要があります。